一般公開シンポジウム
一般公開シンポジウム
「温帯域サンゴ群集の保全の現状と課題」
Poster
日 時: 2024年12月1日(日) 9:00~12:30
会 場: 宮崎市民プラザ1F オルブライトホール
(宮崎市橘通西1丁目1番2号)
参加費: 無料
シンポジウム概要:
九州以北の高緯度サンゴ群集域では、100種以上もの多くの造礁
性イシサンゴ類が生息しています。特にエダミドリイシやニホンア
ワサンゴなど、温帯域に特有の種も多くみられます。しかしながら
温帯域のサンゴ群集については、沖縄などの熱帯・亜熱帯のサンゴ
礁域に比べ、その実態が一般にあまり知られていません。そこで本
シンポジウムでは、温帯域各地でサンゴの保全や観光に関して様々
な活動を行っている人々に焦点をあて、温帯域サンゴ群集の現状と
そこでの活動について紹介していただきます。このシンポジウム
を通じて温帯域サンゴ群集のすばらしさを知っていただくとともに、
今後の温帯域サンゴ群集の保全や活用について理解を深め、将来の
展望を描く場としたいと考えています。多くの方々の参加を期待し
ております。
演者および講演内容:
1.深見 裕伸(宮崎大学農学部海洋生物環境学科)
「シンポジウムの趣旨説明」
2.奥村 正俊(徳島・海洋自然博物館マリンジャム)
「小学生との移植活動から産卵ツアーに繋がるまで」
3.藤本 正明(山口・自然公園指導員)
「ニホンアワサンゴを育む陸域の整備」
4.小村 秀蔵(長崎・やったろうde高島)
「エコツーリズムを地域活性化に繋げる」
5.目﨑 拓真(高知・黒潮生物研究所)
「四国のサンゴ群集と適応ネットワークの紹介」
6.福田 道喜(宮崎・グリートダイバーズ)
「日南海岸のサンゴ保全の取り組みと現状&課題」
7.高橋 勝栄(宮崎・延岡マリンサービス)
「延岡市島浦島のサンゴ群集の保全活動」
8.パネルディスカッション
主催: 一般社団法人日本サンゴ礁学会
共催: 宮崎大学農学部