教育・普及啓発委員会について
設立の趣旨
日本サンゴ礁学会が誕生して20年目の節目にあたる2017年に、本学会は法人化されました。しかし、地球規模あるいは地域規模での様々な環境問題に伴うサンゴ礁の劣化叫ばれる中、サンゴ礁に関わる教育・研究に関わる情報の発信やサンゴ礁の重要性やその魅力を社会に発信・啓発するという社会的ニーズのある活動を、学会として責任を持って行う委員会がこれまで存在していない現状がありました。そこで法人化をしたことを受け、本学会が果たすべき社会的責任が益々高まる中、サンゴ礁の教育・社会啓発活動を継続し、責任を持って運営していく組織を立ち上げるべく本委員会が設立されました。
本学会には、生物学、水産学、地学、地球化学、物理学、工学、人文社会学、社会学、経済学など様々な視点からサンゴ礁の研究を行っている方々が居ます。さらには、民間企業、NPO法人、ダイバーなど多くの立場でサンゴ礁に向き合い、教育や保全などの様々な活動をされている方々がいます。本委員会では、様々な立場から「サンゴ礁」の現場から見たサンゴ礁の魅力、重要性や問題の提起、さらには多様な学問分野における最新の知見を、一般社会や若い世代へ向けて広く、分かりやすく発信していきます。本活動を長期的に継続させることにより、人々のサンゴ礁への理解と関心が広まり、またサンゴ礁が現在直面する様々な環境問題について考えるために必要な情報を提供する場となれるよう、委員会一同努めて参ります。
日本サンゴ礁学会 教育普及啓発委員会一同
活動方針
教育・普及啓発活動の支援策の企画や整備、活動の活性化によりサンゴ礁を舞台に活動する人材の育成、またサンゴ礁への理解や関心を高めることを目指した活動を方針とします。また学会内外に向けて、広報委員会や保全学術委員会とも連携しつつ、普及啓発活動の重要性や楽しさの共有、また様々な情報を積極的に発信していくことにより、活動の輪を広め、持続的に行っていけるような活動にしていくこと目指します。
組織
教育・普及啓発委員会構成員(2023年7月現在)
中村 隆志(委員長)、安田 仁奈(副委員長)、栗原 晴子(広報・社会連携担当理事)、梅澤 有、北野 裕子、佐藤 崇範、高倉 葉太、土川 仁、中島 祐一、 浪崎 直子、広瀬慎美子、古川 真央、水山 克(五十音順、敬称略)
オブザーバー:東村 幸浩
主な活動内容
1.教育・普及啓発活動の活性化
・自由集会、サイエンスカフェなどの開催
2.教育・普及啓発活動関連情報の収集および発信
3.教育・普及啓発活動の支援策の企画/整備
・活動資金の助成
・教育・普及啓発関連コンテンツの情報収集や提供
・教材・教育プログラムの開発
メンバー募集
サンゴ関連の教育・普及啓発に関心があり、一緒に活動していただける会員を随時募集しています。これだけの情報では不十分とは思いますが、生まれたての赤ちゃんですので、一緒に作り上げていくという考えでご参加下さい。
日本サンゴ礁学会の会員以外の方の参加も歓迎です(これを機会に会員になっていただくということも歓迎です)。関心をお持ちの方に声をおかけ下さい。
ご意見、質問歓迎
サンゴ、サンゴ礁の教育・普及啓発や本委員会について、 お気づきの点がございましたら、本委員会(E-mail: jcrs-education〇jcrs.sakura.ne.jp 〇を@に変更してください)まで、ご意見・ご質問等をいただければ幸いです。