自由集会
自由集会の概要・申込方法
☆概要☆
1集会90分以内で、自由に企画いただけます。企画者は学会員に限りますが、参加者および発表者に制限はありません。
日時:11月28日(木),29日(金),30日(土)の学会大会開催時間以外を予定
会場:宮崎市民プラザ内会議室
☆申し込み方法☆
開催を希望される方は、下記の内容について、2024年9月15日(日) 23:59までに大会実行委員会へEメール(jcrstaikai@gmail.com)にて直接お申込み下さい。メールの件名に「JCRS自由集会」と明記し、主催者氏名、所属、および集会のタイトルと概要(和文:300字以内/英文:150 words以内)および主な発表予定者氏名と所属について、申込段階で分かる範囲でお伝えください。必須ではありませんが可能なかぎり英文併記をお願いいたします。
本文内容:1. 自由集会企画名,2. オーガナイザー(氏名・所属・連絡先),3. 概要
※締切時点に詳細が確定していない場合でも、確定している範囲の情報を記載してお申込み下さい。
※申し込みに際し、要望等ございましたら、本文中に記載してください。
※各自由集会の開催日時については大会プログラムが確定次第、主催者の方と相談の上、調整いたします。
☆企画☆
自由集会① / Mini-workshop ①
座談会:「サンゴ礁保全とは何か?」を考える - “熱い自然” と“熱い心の島” の先に-
日時: 2024年11月28日(木) 18:30~20:30
会場: 宮崎市民プラザ 大会議室 (4F)
オーガナイザー:
藤田 喜久(沖縄県立芸術大学・サンゴ礁保全学術委員会委員)
中井 達郎(国士舘大学)
サンゴ礁保全とは何か?―「守るべきサンゴ礁」に対するイメージは、世代、居住地、生まれ育った環境、自然との関わりや体験の程度、そして関心がある研究対象(研究上の興味・関心)などにより、大きく変わる。サンゴ礁を取り巻く研究環境、社会環境が大きく変わりつつある今、我々サンゴ礁研究者もこれからのサンゴ礁保全をより深く考え、実りある行動を取るために、このことを今一度見つめ直す必要があると考えられる。1990年の初頭、「熱い自然―サンゴ礁の環境誌(1990年)」と「熱い心の島―サンゴ礁の風土誌(1992年)」の2冊の書籍が出版された。いずれも、「サンゴ礁」を学ぶ方々には必読の書であるが、これらの書籍の書末には執筆者らによる座談会の様子が収録されていることをご存知だろうか? この座談会では、当時の「サンゴ礁保全(保護)」に対するある意味生々しい意識・意欲を感じることができる。それから30年経った今、今一度、サンゴ礁保全に関わる方々に「サンゴ礁保全とは何か?」を問いたいと考える。今回の自由集会では、参加された方々の「サンゴ礁保全」への想いを語ってもらい、記録として留めること(=印刷物にする)を目的とした座談会を開催する。是非、幅広い世代、様々なバックグラウンドを持つ方々の熱き想いを聞かせていただきたい。
開催方法: 対面
参加方法: Google フォームによる事前申し込み(後日案内します)
※座談会に参加される方は、発言内容が活字化されることをご了承いただいた上でご参加ください。また、聴講の場合はその旨お知らせください(会場の人数制限がある場合、聴講者の参加は先着順とします)。
自由集会② / Mini-workshop ②
潜水業務における責任の所在とリスクマネージメントに関する現場の課題の共有
日時: 2024年11月29日(金)12:00~13:00
会場: 宮崎市民プラザ 学習室 (4F)
オーガナイザー: Sylvain Agostini(筑波大学下田臨海実験所・安全委員会委員長)
現在、安全に十分なコストとリソースが避けられないまま危険度の高い業務である科学潜水が行われており、科学潜水のための教育のシステム構築も不十分である。また、そもそも多くの学生や研究者が責任の所在などについても曖昧な認識しかもてていない状況にある。そこで本企画では、大学の安全衛生管理室の立場から潜水業務のリスクマネージメントのあり方についてと、欧米型の安全管理システムであるAUSの仕組みついて講演を行う。その後、現場における潜水業務の危機管理の現場と課題について情報共有をおこなう。
発表予定者: 水口 裕尊(東大 環境安全管理室) / 中野 義勝(九大・早稲田大)
自由集会③ / Mini-workshop③
喜界島サンゴロジー
日時: 2024年11月29日(土) 20:00~21:45
会場: 宮崎市民プラザ 大会議室 (4F)
オーガナイザー: 渡邊 剛1, 2, 3,山崎 敦子3, 4,駒越 太郎3
1. 総合地球環境学研究所,2. 北海道大学,3. 喜界島サンゴ礁科学研究所,4. 名古屋大学
サンゴ礁科学は多様な視点から複雑系に挑むサイエンスで、これを“サンゴロジー“と表現する。喜界島を舞台に行われている「サンゴ礁の科学とアートの融合」をテーマに、異分野の研究者や地域のステークホルダー、異なる世代間において、エンパシーの獲得と未来思考の協働作業の促進を目指す方法の開発と実践についての議論を深める。