サンゴ礁
 

第26回大会(2023)

大会実行委員長あいさつ

 一般社団法人 日本サンゴ礁学会 第26回大会を2023年11月23日~26日に開催します。2006年以来、17年ぶりに仙台での開催となります。皆様が大いに議論し、大いに宮城の食を楽めるよう、大会実行委員一同、準備を進めています。是非、秋の東北までお越しください。

大会実行委員長:井龍康文(東北大学)
大会実行委員:浅海竜司,高柳栄子(東北大学)

大会概要

 コア日程:2023年11月23日(木,祝)~26日(日)

 主会場:東北大学大学院理学研究科

登録スケジュール

 8月21日(月)10:00から
 大会参加登録(早期登録割引)・研究発表申込開始
 自由集会の企画申込開始
 小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスター発表申込開始
 サンゴ礁保全活動ポスター発表申込開始
 参加費事前払い(早期登録割引)開始
 登録フォームはこちら(8月21日公開)

 9月17日(日)23:59まで
 大会参加登録(早期登録割引)・研究発表申込締切
 自由集会の企画申込締切  小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスター発表締切
 サンゴ礁保全活動ポスター発表締切
 参加費事前払い(早期登録割引)締切

 10月1日(日)23:59まで
 要旨提出締切

当日スケジュール

 11月23日(木,祝)

 10:00-15:00:各種委員会
 15:00-18:00:代議員総会
 18:30-20:30:自由集会

 11月24日(金)大会1日目

 08:00-09:00:受付
 09:00-12:00:口頭発表①
 13:15-16:30:口頭発表②
 16:45-18:15:ポスター講演
 18:30-20:30:自由集会

 11月25日(土)大会2日目

 08:30-09:00:受付
 09:00-12:00:口頭発表③
 13:15-14:45:口頭発表④
 15:00-16:30:ポスター講演,小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスター発表,
        サンゴ礁保全活動ポスター発表
 16:45-17:30:授賞式,受賞講演  18:00-20:00:懇親会,発表賞表彰

 11月26日(日)大会3日目

 09:00-12:30:公開シンポジウム

(一社)日本サンゴ礁学会第26回大会 発表資料の取扱に関する基本ルール

 以下に,講演・ポスター等資料の取り扱いに関する基本ルールを示します。大会の招待URL,パスワード,要旨集,研究発表や自由集会等各種イベントにおいて参加者へ提示されるスライド,ポスター,映像,音声などのすべての資料を対象とします。

  1. 参加者が、発表者の承諾なしに,口頭発表及びポスター発表の写真撮影,画面の静止画保存,録画,録音を行うことを一切禁止します。また,発表者の許可を得て発表資料を保存した場合でも,他の参加者や非参加者に開示・配布したり,ウェブ上やSNS上に公開したりすることを禁止します。
  2. 発表者が、公表された論文等を発表資料中に引用する場合は,出典(著者名,発表年,雑誌名等)及び改変の有無を明記して下さい。

参加費の事前支払について

「大会参加登録方法」からの参加登録後,以下の手順での参加費支払いとなります。

大会で発表を希望される方は(小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスターコーナー発表者および付添1名,ポスターを初めて出展するサンゴ礁保全活動を行うNPO等団体関係者2名までを除き)発表時に学会員であることが必要です。

※ 9月17日(日)23:59以降の参加登録(通常登録)の場合は、参加費用は割高になります。早期の参加登録にご協力ください。

1. 会員(入会予定者含む)

会員登録後は,銀行口座引落の登録情報に基づき,自動的にお支払いいただけます。未登録の方へは,会費および参加費の支払請求メールが配信されますので,速やかにお支払い手続きをお願いいたします。

会員未登録の方は,会員登録を済ませた後に参加登録をお願いいたします。

 

2. 非会員

参加登録手続きの最終ページでご入力いただくE-mailアドレスへお支払方法をお知らせいたします。

 

大会参加登録料

 

   

早期登録

通常登録

   

一般

学生

一般

学生

登録料

会員

5,000円

3,000円

10,000円

8,000円

非会員
(全日)

7,000円

5,000円

懇親会費

 

4,000円

1,000円

6,000円

2,000円

*一般は、一般会員、外国会員、会友会員のことです。
**賛助会員については、発表する場合は一般会員である必要があり、参加費も一般会員価格となります。

 ※団体会員に属する方が参加・発表される場合、また、賛助会員に属する方が発表される場合は、
  別の会員種別での登録をお願いいたします。
 ※詳細は、各種会員の会費と権利を参照して下さい。
 ※小中高生、賛助会員**、名誉会員は無料です。
 ※今回は、要旨集の印刷版はありません。

研究発表資格・登録

 大会で研究発表を希望される方は,発表時に学会員であることが必要です。(小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスターコーナー発表者および付添1名は除きますが,必ず参加登録手続きをお願いいたします。)。

 発表登録フォーム(8月21日公開)にアクセスし,大会参加登録時に「発表する」を選択し,「講演者区分」,「発表タイトル」,「研究発表者氏名・所属」,「発表形式」などの情報を登録フォームよりお寄せください。
※原則発表は一人一件までといたします。
※「発表タイトル」と「研究発表者氏名・所属」の項目は入力内容がプログラムに直接反映されます。
 十分にご確認いただいた上での入力をお願いします。

 ※小・中・高校生によるサンゴ礁研究ポスター発表および
  サンゴ礁保全活動ポスター発表
  での発表については,それぞれの該当ページをご覧ください。

プログラム

 JCRSのニュースレター99号(10月31日発行)に、第26回大会発表プログラム等がカラー版でコンパクトに掲載されました。

一般公開シンポジウム

 生物礁とは,炭酸カルシウムの殻や骨格を有する生物が累々と重なって海面近くまで達した構造物を指します。現在の熱帯海域に広がるサンゴ礁は,その典型例です。
 このシンポジウムでは,地質時代の生物礁に関する従来の見解および最先端研究,サンゴに記録された近現代の環境変化,温暖化ワールドのサンゴ礁をわだいとします。。

 日時:2023年11月26日(日曜日) 9時00分~12時30分

 会場:東北大学理学部大講義室

 演題・講演者・
  古生代:微生物の礁から骨格生物の礁への転換
   足立 奈津子(大阪公立大)
  中生代:中東湾岸地域の白亜系炭酸塩プラットフォーム堆積物
      -巨大油田を形成する絶滅した生物たち-
   山本 和幸(INPEX)
  新生代:温暖期に繁栄した星砂の仲間(有孔虫)
   藤田 和彦(琉球大)
  第四紀:琉球列島に分布する第四紀石灰岩-総説-
   井龍 康文(東北大)
  近現代:サンゴ年輪に刻まれた気候変動と人間活動の記録
      ~産業革命から今日まで~
   浅海 竜司(東北大)
  人新世:人新世のサンゴ礁は,どうなっている?
   山野 博哉(国立環境研究所)

 主催:一般社団法人日本サンゴ礁学会

 共催:東北大学大学院理学研究科

自由集会

自由集会①

 タイトル:サンゴ礁生態系の保全にサンゴ礁保全学術委員会が果たす役割
 オーガナイザー:藤田 喜久(沖縄県立芸術大学),サンゴ礁保全学術委員会
 開催日時:11月23日(木,祝)18:30-20:30

 概要:2002年に開催された第5回日本サンゴ礁学会大会において「サンゴ礁保全委員会」の立ち上げが決定されました。それから20年経過し、国内のサンゴ礁生態系の現状、保全を取り巻く研究や活動の状況も変わってきています。今回の自由集会では、これまでのサンゴ礁保全委員会の活動を振り返りつつ、今後、本学会およびサンゴ礁保全学術委員会がサンゴ礁生態系保全に果たすべき役割を見つめ直し、今後の具体的行動計画について議論する場にしたいと考えています。

自由集会②

 タイトル:サンゴ礁×バイオインフォマティクス×環境データで見る新たな知の水平線
 オーガナイザー:水山 克(名桜大学),井口 亮(産総研)
 開催日時:11月24日(金)18:30-20:30

 概要:近年、サンゴ礁研究においてもハイスループットシーケンサーを用いた研究事例が年々増加しています。本自由集会では、日本サンゴ礁学会に所属し、サンゴ礁を舞台にフィールドワーク・ウェット実験・ドライ解析までを幅広く行っている研究者らが、それぞれの得意とする手法によって、新たに何が見えるようになってきたのかを解説します。これからバイオインフォマティクスを始める学部生・大学院生・ポスドク等の方々にとって、解析の中身がイメージしやすいよう、研究発表の場では紹介が難しい解析・開発環境等についても併せてご紹介します。本自由集会が、日本のサンゴ礁研究の 発展の一助となれば幸いです。
発表予定者:
 井口 亮(産総研)「沖縄の自然環境を舞台にしたバイオインフォマティクス研究事例の紹介」
 水山 克(名桜大学)「メタバーコーディング×群集解析1(微生物叢)」
 儀武 晃大(産総研)「メタバーコーディング×群集解析2(褐虫藻)」
 善岡 祐輝(OIST)「RNA-seq×トランスクリプトーム解析」
 谷中 絢貴(琉大・理工)「MIG-seq×集団遺伝解析」。

 
 
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