日本サンゴ礁学会第1回大会プログラム


1998年11月1日
9:00------12:00 日本サンゴ礁学会 総会

12:00------13:00 昼休み(ポスター貼りだし)(ポスタープログラムはここ

日本サンゴ礁学会第1回講演会
A11/1-13:00
[アトールに刻まれた景観]
〜クック諸島トンガレヴァ環礁の祭祀遺跡とその立地〜
山口 徹(慶応義塾大学環境情報学部)

A11/1-13:15
[三重県パラオ国サンゴ礁環境調査団報告]
○目崎茂和(三重大・人文)、片岡照男(鳥羽水族舘)
木村清志(三重大・生物資源)

A11/1-13.30
[わが国サンゴ漁業の変遷]
藤岡義三(水産庁 中央水産研究所 黒潮研究部)

A11/1-13:45
[赤土堆積がサンゴに及ぼす影響(第2報)]
○大見謝辰男・仲宗根一哉・満本裕彰(沖縄県衛生環境研究所)
小林 孝(白保のサンゴ礁保護センター準備室)


B11/1-14:00
[サンゴ礁の健康診断]
○工藤君明・中村 仁(海洋科学技術センター)、山野博哉(東京大学理学部)

B11/1-14:15
[大コドラート法による造礁サンゴの群集調査]
藤岡義三(水産庁 中央水産研究所 黒潮研究部)

B11/1-14:30
[海底分光反射特性に基づく沖縄サンゴ礁海域衛星モニタリング]
○灘岡和夫・二瓶泰雄(東京工業大学大学院情報理工学研究科情報環境学専攻)、
大見謝辰男(沖縄県衛生環境研究所環境生活部赤土研究室)、下池和幸(阿嘉島臨海研究所)

B11/1-14:45
[複雑系広領域科学としてのサンゴ礁研究]
○濱田隆士(放送大学)、清野聡子(東京大学)


11/1-15:00------15:10(休憩)


11/1-15:10------16:00緊急討論:サンゴ白化問題(プログラムはここ)

D11/1-16:00
[石垣島白保サンゴ礁の海水中有機態炭素の分解実験]
◯池田 穣(ハザマ技術研究所)、秦浩 司(海洋バイオテクノロジー研究所)、深見
公雄(高知大学農学部)、茅根創(東京大学理学部)

D11/1-16:15
[宮古島保良湾サンゴ礁における溶存有機物の動態]
○鈴木 款(静大・理)、ベアトリス・カサレト(水圏科学)
黒沢勝彦・篠村理子(静大・理)、吉田勝美(水圏科学)

D11/1-16:30
[宮古島保良湾サンゴ礁における粒子状有機物210Poの挙動]
○立田 穣((財)電力中央研究所 応用生物部)、黒沢勝彦・鈴木 款(静大・理)

D11/1-16:45
[宮古島保良湾サンゴ礁における炭酸系の挙動に関する研究]
○石川義朗((財)環境科学技術研究所)、宮平こずえ(琉球大学)
和田秀樹・鈴木 款(静岡大学)


E11/1-17:00
[パラオ諸島サンゴ礁の栄養塩の分布とフラックス]
○秦 浩司1, 山野博哉2, 丸山 正1, 蔵野憲秀1, 茅根 創2,3
1. 海洋バイオテクノロジー研究所  釜石研究所、2. 東大理学部地理 3. 科学技術振興事業団

E11/1-17:15
[サンゴ礁における窒素・リンの循環モデル]
○黒沢勝彦・鈴木 款(静岡大学)

E11/1-17:30
[IMPACT OF CO2 CHANGES ON CORAL GROWTH AND METABOLISM]
○Amat Alexandra.1,2,3, Yoshimi. Suzuki2, Ann.Juillet- Leclerc1 and D. Ruiz-Pino4
 1. Laboratoire des Sciences du Climat et de l'Environnement
 2. Global Biogeochemistry, Biology and Geoscience, Faculty of Science, Shizuoka University,
 3. Tropical Biosphere Research Center, University of the Ryukyus, OkinawaOkinawa
 4. Laboractorie de Physique et Chimie Marine, Universite Pierre et Mariie Curie, Paris

E11/1-17:45
[温帯域と亜熱帯域に生息するミドリイシ属サンゴの生理特性の季節変化について]
○中村恵理子・田中次郎(東京水産大学・藻類)、横濱康継(筑波大学下田臨海)

E11/1-18:00
[幼生移入が種の共存に及ぼす影響]
○向草世香・巌佐庸(九州大学・理・数理生物)、酒井一彦(琉大・熱生圏センター)


18:30------20:00 懇親会

1998年11月2日

F11/2-9:00
[人工環境下におけるクシハダミドリイシ完全飼育の試み]
○林 徹・岩瀬文人(ステラケミファ株式会社研究部)

F11/2-9:15
[造礁サンゴの長期飼育技術開発への実験的アプローチ]
○岡地 賢((株) 関西総合環境センター技術開発部)、日比野浩平・
西村博之・大下郁人((株)関西総合環境センター宮津事務所)、
中村三知(関西電力(株)立地環境本部 環境技術グループ)

F11/2-9:30
[造礁サンゴの成長と脂質含有率に及ぼす人工光源の照射時間および水温の効果]
○日比野浩平2,岡地 賢1,大下郁人2,中村三知3
 1.(株)関西総合環境センター技術開発部、2.(株)関西総合環境センター宮津事務所、
 3. 関西電力(株)立地環境本部 環境技術グループ

F11/2-9:45
[人工構造物におけるサンゴ着生促進手法]
野田 厳・与那覇健次(沖縄開発庁那覇港湾空港工事事務所)
我原弘昭・長田紀晃((株)テトラ九州支店 沖縄営業所)
○山本秀一・高橋由浩((株)エコー環境・計画部)


G11/2-10:00
[パラオクサビライシ (Heliofungia actiniformis) において発現している遺伝子群の塩基配列の解析]
○萱野暁明(農水省・生物研)、橋本和正・渋野拓郎・阿部 寧・高田宜武(水産庁西水研・石垣支所)、萱野(村山)英子・長棟輝行(東大院工学・化学生命工学)

G11/2-10:15
[一斉産卵からの産卵時間のずれによるミドリイシの進化]
◯深見裕伸(東京水産大学)、服田昌之(国立遺伝学研究所)、下池和幸(阿嘉島臨海研究所)、
林原 穀(西海区水産研究所)、大森 信(東京水産大学)

G11/2-10:30
[1998年夏の高水温と沖縄本島本部半島周辺海域でのサンゴ礁の白化現象およびミドリイシ類を中心とした大量弊死の記録]
中野義勝(琉球大学熱帯生物圏研究センター・瀬底実験所)
 
G11/2-10:45
[慶良間列島阿嘉島におけるイシサンゴ類の産卵]
下池和幸(阿嘉島臨海研究所)


H11/2-11:00
[石垣島白保海域におけるアオサンゴHeliopora coeruleaの幼生放出]
○波利井佐紀・茅根 創(東京大学地理)、林原 毅(西海区水産研究所石垣支所)

H11/2-11:15
[小笠原諸島における造礁サンゴ類の一斉産卵]
稲葉 慎(小笠原海洋センター)

H11/2-11:30
[ハナヤサイサンゴのプラヌラ幼生の起源について]
Diah Permata W.(琉大・理・生物)、R.A. Kinzie III(ハワイ大・動物)、○日高道
雄(琉大・理・海洋自然)

H11/2-11:45
[過酸化水素による造礁サンゴの産卵誘発]
○林原 毅(西海区水産研究所石垣支所)、岩尾研二(阿嘉島臨海研究所)、皆川 恵
・佐野元彦・玉城泉也(西海区水産研究所石垣支所)


12:00------12:45 昼休み

12:45------13:00 ポスター発表

I11/2-13:00
[Genetic diversity of symbiotic dinoflagellates (zooxanthellae)]
Alvin A. Carlos1, Brett K. Baillie2, Masanobu Kawachi2,3, Tadashi Maruyama2
1. Marine Science Institute, C.S., University of the Philippines
2. Marine Biotechnology Institute, Kamaishi Laboratories
3. Present address: Environmental Biology Division, National Institute for Environmental Studies
 
I11/2-13:15
[The inferred phylogeny of zooxanthellae symbiotic with giant clams: Comparison of the internal transcribed spacer regions]
B.K. Baillie1, A.A. Carlos2, T. Maruyama1
1. Marine Biotechnology Institute, Kamaishi Laboratories
2. Marine Science Institute, C.S., University of the Philippines

I11/2-13:30
[Performance of experimentally-induced symbiotic partnerships between giant clams and zooxanthellae]
C. A. Belda-Baillie1,2, M. Sison1, V. Silvestre1, K. Villamor1, B. K. Baillie1,2
1. Marine Science Institute, College of Science, University of the Philippines
2. Present address: Marine Biotechnology Institute, Kamaishi Laboratories

I11/2-13:45
[卵母細胞内に共生藻を持つ造礁サンゴの初期発生と共生藻の分布パターンの変化について]
○伊藤慎美子(琉球大・院理工・海洋環境)、R. A. Kinzie III  
(ハワイ大・動物)、日高道雄(琉球大・理・海洋自然)


J11/2-14:00
[埋在動物・塊状ハマサンゴ共生系:フタモチヘビガイによるサンゴ表面の扁平化とそのブダイ類による捕食の軽減効果]
西平守孝(東北大・院理・生物)

J11/2-14:15
[天草牛深近海における造礁サンゴの水深分布とキクメイシ科の特徴]
○砂川奈都召・中森 亨(東北大学理学部)

J11/2-14:30
[館山湾に生息する造礁サンゴ類の分布とその生息環境および有性生殖]
○萩原良太・山川 紘・小池康之・大森 信(東京水産大学水族生態学研究室)


14:45------15:00 休憩/ポスター発表

K11/2-15:00
[西表島網取湾周辺における造礁サンゴ群集の加入と回復]
横地洋之(東海大学海洋研究所)

K11/2-15:15
[石垣島における造礁サンゴ群集の帯状分布]
○杉原 薫(東北大・理)、中森 亨(東北大・理)

K11/2-15:30
[サンゴ礁生物群集動態のシミュレーション研究:平面モデル]
 ○山野博哉(東大理学系)、工藤君明(海洋科学技術センター)


L11/2-15:45
[石垣島の海草の分布とその規定要因について]
○田中義幸(東京大学・理)、山野博哉(学振特別研究員)、茅根 創(東京大学・理)

L11/2-16:00
[石垣島白保サンゴ礁における海草・海藻類の分布とその季節変化]
○宮本奈保(海洋生態研)、秋元不二雄(芙蓉海洋開発)、田中義幸・茅根 創(東京大学・理)

L11/2-16:15
[石垣島白保サンゴ礁における一次生産者の現存量]
○茅根 創・田中義幸(東京大学・理)、井手陽一(海洋生態研)秋元不二雄(芙蓉海洋開発)


16:30------16:45 休憩/ポスター発表

M11/2-16:45
[石垣島浦底湾産のハマサンゴ骨格の高解像度Mg/Sr比、酸素同位体比と海水温との比]
○斎藤 出(東北大・院)、鈴木 淳(地質調査所)、川幡穂高(地質調査所/東北大)

M11/2-17:00
[沖縄県伊江島から採取したビーチロックの14C年代試料−特にニィヤティガマ(千人ガマ)洞窟底のビーチロックについて−]
小元久仁夫(日本大学文理学部)

M11/2-17:15
[鹿児島県喜界島の隆起サンゴ礁に含まれる造礁サンゴ群集の遷移]
○中森 亨・井龍康文・杉原 薫(東北大学理学部)、松田伸也(琉大教育学部)、
大村明雄・佐々木圭一(金沢大学理学部)、太田陽子(専修文学部)

M11/2-17:30
[礁嶺の内部構造とその形成過程−喜界島完新世隆起サンゴ礁を例に−]
○佐々木圭一・大村明雄(金沢大)、太田陽子(専修大)


N11/2-17:45
[琉球列島中・南部の島棚地形について]
○堀和明(東京大学・院)、茅根創・米倉伸之(東京大学)

N11/2-18:00
[サンゴ礁の掘削および浅層反射探査による琉球列島南部の石西礁湖の発達過程]
○河名 俊男(琉球大学教育学部)、菅 浩伸(岡山大学教育学部)、
杉原 薫(東北大学理学部・院)

N11/2-18:15
[琉球列島久米島における礁斜面の堆積構造と形成過程]
○菅 浩伸(岡山大)、中島洋典(有明高専)、安達 寛(潟Wオアクト)、内藤玄一(防衛大)



11/2-18:30---19:30
サンゴ白化問題ディスカッション


ポスター発表(11月2日)

P11/1-15:30(振替え分)
[炭素循環から見たサンゴ礁区分]
茅根 創(東京大学・理)

P11/1-15:45(振替え分)
[サンゴ礁洋上設置型炭酸系連続測定システム]
○加藤 健・根岸 明・野崎 健(電総研)、茅根 創・山野博哉(東京大学・理)、
工藤節子(科学技術事業団)、紀本岳志(海洋化学研究所)、紀本英志(紀本電子)

P11/1-15:50---15:52(緊急討論追加分)
[石垣島浦底湾における造礁サンゴの白化とそれに伴う魚類相の変化]
渋野拓郎・○橋本和正・阿部寧・高田宜武(水産庁西海区水産研究所石垣支所)


[国際サンゴ礁シンポジウム(ICRS)にみるサンゴ礁保全の課題]
中井達郎((財)日本自然保護協会) 



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