日本サンゴ礁学会第5回大会プログラム
(2002/09/28最終版)
10月31日(木)
[座長:恩田真理子(横浜国大・教育人間科学・非)]
13:20 101
○渡邊 剛(国立科学博物館・地学),Michael K.
Gagan (Australian National Univ.), Thierry Correge (Insitut de Recheche pour le
Developpement), Wahyoe S. Hantoro (Indonesian Inst. Science), Heather Scott-Gagan,
Joan Cowley, Graham. E. Mortimer, and Malcolm T. McCulloch (Australian National
Univ.)
Warm pool palaeoclimate
reconstruction for Diploastrea heliopora and Porites corals
13:40 102
○林 徹・岩瀬文人・中地シュウ・田中幸記(黒潮生物研究財団)
水害によりクシハダミドリイシ群生域に流入した泥土の除去
14:00 201
○渡邉 敦・茅根 創・所 立樹(東京大・理),田村 仁・灘岡和夫(東工大・院・情報理工)
石垣島・吹通川河口域におけるpCO2および炭酸系変動
14:20 202
○鈴木 款(静岡大・理),Beatriz
Casareto (水圏科学コンサルタント),黒沢勝彦(静岡大・理),石川義朗(環境科学技術研)
宮古島サンゴ礁における炭素・窒素の収支
14:40 203
○Beatriz Casareto (水圏科学コンサルタント),鈴木 款・黒沢勝彦(静岡大・理)、石川義朗(環境科学技術研)
Benthic primary production in
a coral reef ecosystem at Bora Bay in Miyako Island
15:00 204
○中森 亨(東北大・院・理),阿蘇敏文(富士通東日本コミ ュニケーション・システムズ)
閉鎖環境における造礁生物の生産と石灰化
15:20 休憩
15:40 301
○吉田 稔((有)海游),Mohamed Ismail Hassen(琉大・理工),土屋 誠(琉大・理),横地洋之(東海大),小林 孝(WWF-J),高橋啓介・高橋博幸(環境省),木村 匡((財)自然環境研究センター)
石垣島轟川河口におけるハマサンゴ類の大量斃死と堆積物特性
16:00 302
○畑 啓生(京大・人間・環境学)
藻園はいかに形成されるか?−クロソラスズメダイ囲い出し実験−
16:20 303
○中村洋平・佐野光彦(東大・院・農)
アマモ場はサンゴ域と比べて稚魚に対する捕食圧は低いのか?
16:40 304
○舟越善隆・上野信平(東海大・海洋)
駿河湾のエダミドリイシ群集の成長を抑制するガンガゼのグレージング
17:00 305
○中野義勝(琉大熱帯生物研),山城秀之(名桜大・観光産業)
沖縄島で観察されたハマサンゴの病気について
17:20 306
○茅根 創(東京大・理),波利井佐紀(東工大・院・情報理工),井手陽一(海洋プランニング(株)),秋元不二雄(芙蓉海洋開発(株))
石垣島白保における,定測線の繰り返し調査による1998年 白化後のサンゴ群集の回復過程
17:40 307
○野島 哲(九州大・天草臨海),岡本峰雄(JAMSTEC,現:東水大)
2001及び2002年の石西礁湖におけるサンゴの白化状況について
11月1日(金)
13:20 401
○灘岡和夫・波利井佐紀・三井順・鈴木庸壱・田村 仁・Enrico Paringit(東工大・院・情報理工),松岡建志・児島正一郎・佐藤健治・藤井智史(通総研・沖縄亜熱帯計測技術センター),酒井一彦(琉大熱帯生物研)
慶良間列島−沖縄本島西方海域におけるサンゴ幼生分散・供給過程に関する調査
13:40 402
○酒井一彦(琉大熱帯生物研),西川 昭(琉大院・理工・海洋環境),向草世香(九州大院),Andrew Heyward(オーストラリア国立海洋科学研),岩尾研二・谷口洋基 (阿嘉島臨海研),灘岡和夫・波利井佐紀・三井 順・鈴木庸壱(東工大・院・情報理工)
慶良間列島−沖縄本島西方海域におけるサンゴ幼生加入に関する調査
14:00 403
○西川 昭(琉大・院・理工・海洋環境),酒井一彦(琉大熱帯生物研),灘岡和夫・波利井佐紀(東工大・院・情報理工)
慶良間諸島と沖縄本島サンゴ群集の集団遺伝学的研究−幼生供給源仮説の検証−
14:20 404
○波利井佐紀・灘岡和夫(東工大・院・情報理工),岩尾研二(阿嘉島臨海研),林原 毅(西海区水研・石垣)
サンゴ幼生の定着に及ぼす赤土の影響
14:40 405
○岩下 勉・二宮早由子(東京久栄),横地洋之(東海大・海洋研)
ミドリイシ科の造礁サンゴ3種の初期成長について
15:00 406
○谷口洋基(阿嘉島臨海研)
造礁サンゴの種苗生産に関する研究―中間育成のための条件検討―
15:20 407
○大久保奈弥(東工大・生命理工),谷口洋基・大森 信(阿嘉島臨海研),本川達雄(東工大・生命理工)
形状の異なるAcropora3種の最適移植方法
11月2日(土)
9:30 501
○鹿熊信一郎(亜熱帯総合研)
フィリピンにおける沿岸水産資源・生態系のCo-management
9:50 502
○宮本育昌・小笠原啓一・渡辺暢雄(コーラルネットワーク)
リーフチェックデータの紹介
10:10 503
○猪澤也寸志(群知能研究所)
自然貢献型観光実証研究『ヒトとサンゴとエコガイド』
10:30 504
○具志堅宗弘(宜野湾の美ら海を考える会)
海浜緑地計画の廃止
10:50 505
○加藤 健・大谷謙仁・野崎 健・根岸 明・山室真澄・西村清和(産業技術総合研),林原 毅・清水弘文・玉城泉也(西海水研・石垣)
繋留気球によるサンゴ礁のモニタリング
11:10 506
○Enrico C. Paringit and Kazuo
Nadaoka(Tokyo Inst. Tech.)
Application of an inverted
multi-layer coral reflectance model to satellite remote sensing data
11:30 507
○山野博哉(国立環境研),Serge
Andrefouet (Univ. South Florida)
高解像度衛星IKONOSによる石垣島サンゴ礁の分類
11月1日(金)
9:30-10:20
壱岐島、北限サンゴ礁およびその周辺の造礁サンゴ分布について
A2 ○三ツ口丈裕(国立環境研・科学技術特別研究員),北川浩之・松本英二(名古屋大・院・環境),柴田康行・米田 穣・小林利行(国立環境研)
石垣島産現生ハマサンゴ骨格年輪の14C季節変動
A3 ○西畠知洋・岩本 愛・杉原 薫・鮎沢 潤(福岡大・理)
白保のサンゴ礁内における造礁サンゴ類と粘土鉱物の分布
A4 ○Defny S. Wewengkang(琉大・理・海洋自然),渡辺俊樹(東大・海洋研),日高道雄(琉大・理・海洋自然)
Studies on color morphs of
the coral Galaxea fascicularis in Okinawa: color pattern, nematocyst
shape, coenosteum density, and sexuality.
A5 ○Bhagooli Ranjeet・日高道雄(琉大・理・海洋自然)
Photo-physiological responses
to thermal stress and endosymbiont types in bleaching susceptible and resistant
coral species
A6 ○James D. Reimer (Kagoshima
Univ.), Shusuke Ono (Miyakonojo-Higashi High School), and Junzo Tsukahara
(Kagoshima Univ.)
Evidence of seasonal and
geographical variations in Zoanthus pacificus and its endosymbiotic
zooxanthellae due to environmental factors
A7 ○波利井佐紀・灘岡和夫(東工大・院・情報理工)
赤土がハマサンゴの繁殖に及ぼす影響
A8 ○下村優子・服田昌之(お茶大・理・生物),綿貫 啓・青田 徹((株)テトラ),岩尾研二(阿嘉島臨海研究所)
ミドリイシ幼生の大量飼育−サンゴ種苗生産にむけて−
A9 ○Yoko Nozawa (AMBL, Kyushu
Univ.)
Reproduction and recruitment
of a high-latitude coral community, the Amakusa Islands, southwestern Japan
A10 ○Enrico C. Paringit and Kazuo
Nadaoka(Tokyo Inst. Tech.)
Monitoring rainfall-induced
sedimentation in the Shiraho Reef by in-situ measurement and multitemporal
remote sensing analysis
A11 ○根岸 明・加藤 健・大谷謙仁・野崎 健・山室真澄・西村清和(産業技術総合研),林原 毅・清水弘文・玉城泉也(西海水研・石垣)
サンゴ礁観測用水中走行ビデオシステム(ROV)の改良と運用
A12 ○小笠原啓一・渡辺暢雄、宮本育昌(コーラルネットワーク)
リーフチェックへの取り組み(その3)
A13 ○灘岡和夫・波利井佐紀・三井 順・鈴木庸壱(東工大・院・情報理工),浜口昌巳・佐々木美穂(瀬戸内海区水研),岡地 賢・David Idip Jr.(パラオ国際サンゴ礁センター)
モノクローナル抗体幼生判別技術に基づくオニヒトデ幼生分散調査計画の紹介
11月1日(金)
10:30-11:20
礁原におけるGoniastrea aspera群集のサイズ分布
B2
○北田幸男・藤村弘行・渡慶次亮子・大森 保(琉大・理・海洋自然)
瀬底島サンゴ礁における炭素循環と長期観測
B3
○藤岡義三(中央水研),大葉英雄(東水大),渋野拓郎・高田宜武(西海水研),鈴木 淳(産業技術総合研)
石垣島礁池の造礁サンゴ群集は回復するのか?
B4
○大城稚子・日高道雄(琉大・理工・海洋環境)
サンゴ解離細胞を用いた接触反応および共生関係解析の試み
B5
○Irina Yakovleva・日高道雄(琉大・理・海洋自然)
Effects of temperature on the
recovery of PS II function and electron transport rate in symbiotic
dinoflagellates of the coral Montipora digitata exposed to high light
stress
B6
○小野修助(都城東高),James
Davis Reimer(鹿児島大・院・生命機能),塚原潤三(鹿児島大・理・生命化学)
キクマメスナギンチャクZoanthus sansibaricusの有性生殖について
B7
○二宮早由子・岩下 勉(東京久栄),中野義勝(琉大熱帯生物研)
サンゴ卵からの増殖における1知見
B8
○青田 徹・綿貫 啓((株)テトラ),岩尾研二・大森 信(阿嘉島臨海研)
サンゴ幼生が着底しやすい人工基盤の開発
B9
○三橋雅子(東大・理・生物科学),武田正倫(国立科学博物館)
サンゴ共生性モシオエビ属の系統
B10 松永恒雄・山野博哉(国立環境研),○池間健晴(亜熱帯総合研)
スペクトルデータによるサンゴ礁観測シミュレーション
B11 ○大谷謙仁・野崎 健・根岸 明・加藤 健・山室真澄・西村清和(産業技術総合研),林原 毅・清水弘文・玉城泉也(西海水研・石垣)
リモセンソフトを用いるディジタルカメラ画像の処理
B12 ○梶原健次(平良市栽培漁業センター),松本 尚(平良市立狩俣中)
サンゴ礁保全をめざした行政による人材育成と市民による啓発活動
B13 ○渡辺俊樹・西田 睦(東大・海洋研), Defny S.
Wewengkang・日高道雄(琉大・理・海洋自然)
アザミサンゴにおけるミトコンドリアDNA配列多型と色彩型の関連
11月1日(金)
11:30-12:20
琉球列島における礁原・礁湖幅からみた帯状構造の連続性
C2
○藤村弘行・北田幸男・渡慶次亮子・新垣雄光・大森 保(琉大・理・海洋自然)
瀬底島サンゴ礁における群集代謝量変化と土木工事の影響
C3
○林原 毅・清水弘文・玉城泉也・佐野元彦・皆川 恵(西海水研・石垣),
1998年の大規模白化現象の後に設置した人工礁への造礁サンゴの加入
C4
○吉本昌弘(琉大・理工・海洋自然),酒井一彦(琉大熱帯生物研),William Loh (Univ. Queensland)
白化現象による褐虫藻クレード組成への影響
C5
○中村 崇・山崎秀雄(琉大・理工・海洋環境)
サンゴ共生藻における光合成の光阻害と種間差
C6
○塚原潤三(鹿児島大・理・生命化学),小野修助(都城東高),James D. Reimer(鹿児島大・院・生命機能)
キクマメスナギンチャク(Zoanthus sansibaricus)卵の微細構造
C7
○岩尾研二(阿嘉島臨海研)
造礁サンゴの着生・変態における温度および塩分の影響
C8
○青田 徹・綿貫 啓((株)テトラ),大森信(阿嘉島臨海研)
サンゴ幼生の中間育成施設の開発
C9
○田中義幸(東大・海洋研),仲岡雅裕 (千葉大・自然科学),林原 毅(西海水研・石垣)
熱帯性海草3種の光合成特性と地上部・地下部の生物量
C10 ○山野博哉・田村正行(国立環境研),國井慶光・日高道雄(琉大・理・海洋自然)
リモートセンシングによるサンゴ礁白化現象のモニタリング
C11 ○野崎 健・根岸 明・加藤 健・大谷謙仁・山室真澄・西村清和(産業技術総合研),林原 毅・清水弘文・玉城泉也(西海水研・石垣),波利井佐紀(東工大・院・情報理工)
水中ディジタルカメラ画像および繋留気球搭載ディジタルカメラ画像の簡易処理
C12 ○大見謝辰男・比嘉榮三郎・仲宗根一哉・満本裕彰(沖縄県衛生環境研)
沖縄県赤土条例施行前後における海域の赤土等堆積状況比較
口頭発表の発表時間は質疑応答を含め20分です。15分で1鈴、17分で2鈴、20分で3鈴を鳴らします。
口頭発表のスライドは3番前までに、会場のスライド受付のところで発表者ご自身でカセットにお入れの上スライド係にお渡し下さい。
口頭発表の際には液晶プロジェクターが使用可能です。詳細については別途ご連絡いたします。万一の場合に備えて、予備のOHPなどのご持参をお勧めします。
ポスター発表については、Aグループの方は11月1日(金)の9:30~10:20、Bグループの方は10:30~11:20、Cグループの方は11:30~12:20の間に、各自の展示ポスターの前で質問者に説明してください。
ポスター発表には幅90cm、高さ180cmの木製パネルを用意いたします。指定のパネルに各自で見やすく貼ってください。ポスターは10月31日(木)の11時から発表前までに貼ってください。また、撤去は11月1日(金)の16時までにお願いいたします。